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2023年01月27日

賃貸マンション家賃、7エリアで全面積帯上昇

不動産情報サービスのアットホーム(株)が27日に発表した、2022年12月の「全国主要都市の『賃貸マンション・アパート』募集家賃動向」によると、調査対象の10エリア中7エリアにおいて全面積帯の賃貸マンション平均募集家賃が上昇した。中でもカップル向きマンションではすべてのエリアで前年同月を上回っている。

同調査は、同社の不動産情報における募集家賃動向を調査したもの。入居者が1ヵ月に支払う「賃料+管理費・共益費等」を「家賃」として定義。調査対象は、首都圏(東京23区、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県)、札幌市、仙台市、名古屋市、大阪市、福岡市の10エリア。

賃貸マンションの平均募集家賃は、東京23区・東京都下・埼玉県・千葉県・札幌市・名古屋市・大阪市の7エリアが全面積帯で前年同月を上回った。
面積帯別の前年同月比上昇率トップは、30平方メートル以下(シングル向き)が大阪市(前年同月比4.3%上昇、平均家賃6万1,728円)となった。30~50平方メートル(カップル向き)は埼玉県(同6.1%上昇、同7万8,863円)、50~70平方メートル(ファミリー向き)は札幌市(同9.3%上昇、同8万2,675円)だった。70平方メートル超(大型ファミリー向き)は大阪市(同10.2%上昇、同23万563円)。
カップル向きマンションは全10エリアで前年同月を上回った。中でも東京23区・神奈川県・埼玉県・名古屋市・大阪市の5エリアでは15年1月以降の最高値を更新した。

賃貸アパートの上昇率トップは、シングル向きが福岡市(同3.5%上昇、同4 万1,604円)、カップル向きが埼玉県(同4.9%上昇、同6万6,490円)、ファミリー向きが大阪市(同13.4%上昇、同11万8,642円)。カップル向きが全10エリアで、ファミリー向きが福岡市を除く9エリアで前年同月を上回った。また、ファミリー向きは首都圏5エリアと名古屋市・大阪市で15年1月以降最高値を更新した。

(不動産流通研究所より引用)

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