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2020年12月25日

単身男性の理想の間取りは「55平方メートル・2LDK」

日鉄興和不動産(株)が運営するシングルライフのための暮らし・住まいの研究所「+ONE LIFE LAB(プラスワンライフラボ)」は24日、「単身男性の実需向け黄金の間取り」の調査研究の結果を発表した。

同ラボでは、これまで30~40歳代の単身女性のニーズや意見を反映した間取りを開発、商品化につなげてきた。一方で、単身男性については調査が進んでおらず、今後、単身者向けマンションの事業領域を拡大していく上で、単身男性が重要なターゲットであることから調査に着手することにした。

調査では、過去のWeb調査、購入者データ等から単身男性の志向性を把握。それを基に間取りに求められる要素を抽出した。その後、独身男性を中心とする社内アンケートとグループインタビューを実施。東京23区での持ち家比率が最も高い40歳代の単身男性をターゲットとして調査した。

その結果、希望の間取り1位は「55平方メートル・2LDK」となり、単身であっても広さを求める傾向が強いことが分かった。間取りの選択理由も「将来に向けた備え」や「趣味部屋・書斎用」を挙げる人が多く、生活に必要な面積プラスアルファの広さを求める傾向があった。

その他は、「収納」について、現住居に不満で収納を挙げる人が多く、「空間」については、LDと一体ではなく独立した洋室の人気が高い傾向となった。「設備」については、キッチンや浴槽への要望が高かった。

これらの要素から「独身男性の理想の間取り」の条件を定義。50平方メートル・2LDKで、リビング・ダイニングの広さは8~10畳。仕事・プライベート用の洋服がしまえる収納量で、趣味のスノーボード等の大物が収納できる納戸の人気が高く、さらに洋室はリビング・ダイニングとの一体利用も可能なウォールドアであることが望ましいとした。

(不動産流通研究所より引用)

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