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2022年01月27日

マンション家賃、大型ファミリー向きで上昇が継続

アットホーム(株)は27日、同社の不動産情報ネットワークにおける「全国主要都市の『賃貸マンション・アパート』募集家賃動向」(2021年12月)を発表した。

入居者が1ヵ月に支払う「賃料+管理費・共益費等」を「家賃」と定義して調査。調査対象は、首都圏(東京23区、都下、神奈川県、埼玉県、千葉県)、仙台市、名古屋市、大阪市、福岡市の9エリア。

賃貸マンションの平均募集家賃の前年同月比上昇率トップは、30平方メートル以下(シングル向き)が「福岡県」(前年同月比3.7%上昇、平均家賃5万248円)、30~50平方メートル(カップル向き)が「神奈川県」(同4.2%上昇、同9万1,674円)、50~70平方メートル(ファミリー向き)が「埼玉県」(同3.4%上昇、同9万1,938円)、70平方メートル超(大型ファミリー向き)が「東京都下」(同8.3%上昇、同15万8,517円)。

東京都下・神奈川県・埼玉県・千葉県が全面積帯で前年同月を上回った。特に東京都下は全面積帯で前年同月比上昇率トップ3にランクイン。また、大型ファミリー向きマンションの上昇傾向が続き、全9エリア中、名古屋市を除く8エリアで前年同月を上回ったほか、東京23区・名古屋市を除く7エリアの前年同月で上昇率が3%以上と上昇幅も大きい。

賃貸アパートの上昇率トップは、シングル向きが「福岡市」(同3.9%上昇、同4万180円)、カップル向きが「福岡市」(同4.3%上昇、同6万1,676円)、ファミリー向きが「大阪市」(同9.7%上昇、同10万4,659円)。

東京都下・神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪市・福岡市が全面積帯で前年同月を上回った。カップル向きの上昇が目立ち5エリアで15年1月以降最高値を更新している。

(不動産流通研究所より引用)

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